その1を書いてから2ヶ月もたってしまい、まもなく年も変わりそうなので、慌てて、その2を書くことになった。
すぐにでも書こうと思ったのだが、大腸ファイバー検査やら、岡山の自宅の改修やら、神戸のマンションの準備やらがあり、延び延びになってしまった。
会社が神戸にありながら、取引銀行が岡山の地方銀行Aの岡山県内の支店だけでは格好が悪いので、おいらの誤解があったらしい都市銀行Bの神戸支店とゆうちょ銀行にも口座を開設した。あと、契約したマンションの管理費、CATVの視聴料は強制的に「三井住友銀行六甲アイランド支店からの引き落とし」と決められているため、あまり好きな銀行ではないが仕方なく口座を開設した。
おいらが未だに釈然としないのは、岡山の会社で以前から付き合いのある地方銀行Aと、ゆうちょ銀行以外は全て許可が必要だったということ。
それと、借り入れをするわけでもないのに、なぜ法人に対しては「口座の開設を許可してやる」といった態度なのだろうか?
それと、借り入れをするわけでもないのに、なぜ法人に対しては「口座の開設を許可してやる」といった態度なのだろうか?
神戸の比較的大きな地方銀行Cの六甲アイランド出張所では「歴史が浅い」とさえ言われたし、東京に本拠のある相互銀行上がりで比較的ネット取引の進んでいるS銀行に至っては、書類を送っただけで「今回は取引を見合わせて頂く」といった文書が来た。これも、おそらく歴史が浅いと言うことだろう。
神戸の地方銀行Cはその場で頭に来たが、本店の許可が出るのを待って、本店を通して「借入をするわけでもないのに歴史が浅いなどと言われたので、こちらから取引は見合わせて頂く」と回答し、相互銀行上がりのS銀行は無視した。所詮、新生銀行あたりと合併せざるを得なくなる銀行だ。
メインとなるであろう都市銀行Bとも色々なやりとりがあったがあったが、おいらが窓口の女性の名前と担当者の名前を書いたメモを脇に置いて話をしているのに気づくと何も言わなくなった。典型的なサラリーマン銀行員。
今回、複数の銀行との話を通して感じたのは、銀行は未だに「取引企業は銀行が選ぶもの」と思っていると言うこと。
しかし、もうそんな時代ではない。
日本の銀行は顧客からの手数料収入しか利益を上げる手段を持たず、また顧客に金融収益を上げさせるための手段も持っていないため、振込による入出金以外に利用価値はない。
すでに個人顧客からは選別される対象になっているし、企業からも選別される対象になりつつある。